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05|ベネチアングラス

2022/4/10

 

こんにちは!

入学式のシーズンですね、我々の世代だと桜の木の下でランドセル背負って、写真を入学式の看板の前で撮るのが普通でしたが、今はこの時期葉桜ですね。

温暖化なのか時代・時間の進みが早くなったのか???

 

 

ローマ帝国時代のグラスの製造から、大きく飛躍的に技術が発展したのは、イタリアのヴェニスです。13世紀にはヴェニスはヨーロッパのグラス工芸の中心地として発展しました。

なぜグラスの原料も燃やすための燃料も無いヴェニスで発展したのかは諸説がありますが、ヴェネチィア共和国は東方諸国の産品をヨーロッパに伝える東西貿易の中心地で、高価で貴重なグラスを自ら製造することで富を得ようとしたこと、ローマ帝国・イスラムから発展した技術を取り入れたことによるものと考えられます。

グラス製造のムラノ島は、技術の流失やコピー商品の防止のため厳しく出入りが禁止されていました、一方島に住む職人たちとその家族には、厚遇や褒章を与えるとともに、逃げ出すものは厳しく処罰されておりました。その結果、狭いエリアでの製造が進み技術の切磋琢磨・競争により、シャンデリアや高価なグラスが作られるようになりました。

 

13世紀の終わりごろにはグラスを吹いて作るようになりました、ヴェネチィアグラス(ベネチアングラス)の特徴はエナメルをグラスに塗って焼き付けと金の装飾です。このころからダイヤモンドにより彫刻ができたといわれています。これらは特に貴族が好み、シャンデリアやワイングラスに多用しました。のちにレース・グラスも発明されヴェネチィアグラス(ベネチアングラス)の代表作品になっています。

 

ルネッサンス期の15.16世紀ごろに、ヴェネチィア共和国は繁栄を究め、その技術はベルサイユ宮殿「鏡の間」で見ることができます、17.18世紀にはヨーロッパ中でヴェネチィアグラス(ベネチアングラス)風のグラスが大流行しました。

 

ムラノ島には、ヴェニスから水上バスで10分程度、現在も数多くのグラス工房があり、見学やショッピングも可能です。ガラス博物館はヴェネチィアグラス(ベネチアングラス)だけでなく世界のグラスや歴史を見ることができるので必見です、お土産物にはベネチアングラス以外のものが多く、ムラノ島以外で造っているもの多数あります。ムラノ製のベネチアングラスにはMade in Muranoの表示があるので注意してご購入ください。

 

皆様からご意見や感想を頂いております。ありがとうございます。

ガラスという表記からグラスという表記に変えました

 

木本硝子株式会社/KIMOTO GLASS TOKYO

木本誠一

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