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18|グラスの歴史 木本硝子のチャレンジとグラス製造のお話1

こんにちは、皆さんがこちらのブログを読まれているときは、北海道の自然、食、酒/ワインを楽しんでいると思います。北海道から帰ったら、7月末は東南アジア、8月中旬からはNYから南米・ヨーロッパと世界一周に出かけます、こちらのレポートも楽しみにしてくださいね。

 

さて、世界と日本の歴史製造について、書き綴ってきましたが、昭和30年代にはいると、グラスの製造方法が手造りからオートメーションになり、劇的な数量の製造と均一な品質での生産が可能になりました、これに伴い大量消費が可能になり、一般家庭でもグラスはたくさん使われ、また贈答マーケットとして結婚式の引き出物や内祝いなどでグラスは好んで使われました。グラスだけでなく車や家電、ビール・飲料マーケットも大量生産にと大量消費のため、新聞ラジオだけでなく当時から放映されたテレビを通じ販売促進のための広告が掲載・放映され、販売促進ツールとしてキャンペーンや懸賞でグラスが大量に使われ始めました、飲食店で使われるビール用のグラスお酒用のグラスが、大手ビールメーカーや清酒メーカー飲料メーカーから、販促用として無償もしくはタダ同然で大量に配布されました。グラスマーケットは数量ベースでも金額ベースでも成長していきました。

一方、大手メーカーによる大量生産、オートメーションにより一点当たりの販売価格は急激に低下する、スーパーマーケットの出現により、同じものが大量に売れる均一マーケットの急拡大などにより、市場環境は大きく変わっていきました、昭和50年以降になると、大変残念なことに環境変化に対応できなかった、多数在った手造り硝子工場やガラス職人などなど、そして問屋なども倒産廃業や統合などで大きく数を減らしていきました。

 

木本硝子の現社長である木本誠一、私が生まれたのが昭和311956年です。大量生産が始まり業界の大変革時に生まれたのも、何かの縁ですね()

 

そこで、今回からのテーマは、木本硝子の歴史を振り返りながら、周りを取り巻く環境変化、木本硝子の生き残るための変態/チャレンジと、お取り組み先様であるメーカー、工場、江戸切子職人たちについて、書き綴っていきたいと思います。

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