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24|グラスの歴史 木本硝子のチャレンジとグラス製造のお話7

まずこちらの図表を見てください。

小売業の業態はかつては、百貨店、スーパーと街の小売店ぐらいでしたが、1990年代に入ると、ホームセンター、ドラッグストア、コンビニなどが出現し、ユニクロなどの専門店の台頭とIKEA・ニトリ・コストコなど新業態、さらには2010年以降にECビジネスが急拡大していきます。

 

先ず、百貨店全盛から何故スーパー・量販店の時代に変わったか/??

モータリゼーションによるところが、大きいです。各家庭、地方によっては一人一台の車社会が、生活様式を変えていきました。スーパーが大型店化しさらにモール・ショッピングセンターになり、広大な駐車場と一日過ごせる店舗、飲食店、フードコート、映画館やスーパー銭湯、スポーツクラブまで併設しているところもあります。

それに対して百貨店は駅前の一等地にあるため、道も狭く混雑するし、駐車場も大きくなく、入り辛く停め辛い、女性ドライバーや高齢者ドライバーに嫌われます。東京大阪のような駅前ターミナルで、一日の乗降客数が何十万人もいるところは、未だお客様が入りますが、地方の百貨店はよっぽど特徴を出すか、しっかりした顧客管理・外商活動をしているところ以外は厳しい状況です。

 

イオン・セブンアイが大型ショッピングセンターを全国に出店したことで、駅前の地方百貨店が閉店し、商店街がシャッター通りになる例は枚挙に暇がないほどで、ここに書き記すと寂しくなるので止めます。

 

百貨店から大型スーパーになり、そのイオン・セブンアイも苦しんでいる原因の一つが、私は家族・親戚等との付き合い方が変わり、その結果ギフトマーケットが変わったことがあると考えております。

 

1990年代ごろまでは、親戚のおばさんおじさんの数はたくさんいたし、付き合いも親密でした。結婚式、出産、七五三、入学、卒業、就職など人生の節目節目の行事で、たくさんの親戚や関係者が集まり、ご祝儀を包んで祝宴で盛り上がり、お返しの引き出物を重たい思いをして持ち帰っていました。

 

その引き出物がタオルであり、陶器でありグラスであり、砂糖や樫節もありました。中心価格帯は300010000円くらいで、年間膨大なマーケットになり、作るメーカー・問屋も、売る百貨店・スーパー、ギフト専門店も、この大きなマーケットに依存しておりました。

これが社会様式の変化と、親戚の付き合い方で大きく変わり、激減していきました。

せいぜい集まっても祖父祖母と兄弟、子供たちぐらいで単価は上がっても、圧倒的な数量やトータル金額ベースが減りました、皆さんがご出席した結婚式などを思い出してください。

お中元お歳暮も徐々に少なくなり、フォーマルギフトからカジュアルなパーソナルギフトにギフトマーケットは変わって行きました。

 

こちらの変化が、私は小売業の業態変化に多きく影響したと考えています。

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