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04|続・ガラスの歴史について

こんにちは!

今日から新社会人や新しい環境に入られた方もおられると思います、これからがワクワク楽しくなるように頑張ってください。

 

今日は先週に引き続き、ガラスの歴史について書いていきます。

先週は6000年前から人類は、ガラスと一緒に生活を楽しむパートナーとして使われてきました。

 

大きくガラスの文化が変わったのは、紀元前3世紀ごろのローマ帝国の影響を受けた、エジプト・シリア地方で今も使っている吹竿で、ガラスを吹いて製造するようになったことです。吹竿で造るようになって、ガラス玉のようなものから様々な形のグラスを造りはじめたと考えられます。

また、ローマ帝国時代になると、ガラスの製造方法にも進化がみられ、従来は不透明で多色なものの混合が多かったのですが、やっと透明なガラスが作り始められ、簡単なカットガラスの製造や型を使った製造も始まりました。

 

23世紀ごろになると、窓にガラスが使われるようになり、タイルの表面にガラスを加工したものや、飲食用のグラスが製造され当時は金や銀器よりも高価で重宝がられました。

 

395年にローマ帝国は東西に分裂し、ガラス工芸文化の中心は東ローマ帝国にのコンスタンチノーブル(今のトルコイスタンブール)に移りますが、そのころのビザンチングラスやその影響を受けたと思われる、ササン朝ペルシャのグラスについては、現在も遺跡や資料が少なくはっきりとわからないのは残念です。

 

ガラス工芸は、東西ローマ帝国が滅びるまで、あまり発達しなかったようで、ローマ帝国時代の技術が受け継がれ少しずつ改良されたようです。

 

大きく飛躍的にガラス工芸が発達したのは、皆さんもご存じのイタリアヴェニスです、こちらについては次回お話いたしますので。楽しみにしてください。

 

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