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09|グラスの歴史 日本のグラス製造その2

皆さんはGWいかが過ごされましたか?

私は久しぶりに乗り鉄で、10数年ぶりに復活した日本の秘境鉄道「只見線」に乗って、絶景をのんびりローカル列車で楽しんで来ました♪

 

平安時代からしばらく、グラス製造の進化が止まってしまいました、こちらの原因は解かりませんが、混乱の続く時代であったり、文化を楽しむ風潮が違う分野に向いていたりしていたのかもしれません。

 

ヨーロッパの新しいグラスが日本に紹介されたのは、1549年大内義隆(戦国武将「周防国」(現在の山口県東部)の在庁官人)にポルトガルの宣教師ザビエルが、ガラス器、鏡、めがねなどを贈ってキリスト教布教の許しを求めたことに始まるようです。

 

海外との交流の結果、多くのガラス製品が輸入され、また、新しいグラスの製法が1570年に南蛮人からそして1630年に中国人から長崎に伝わりました。1751年には、大阪の播磨屋清兵衛がポルトガル人からグラスの製法を学び日本でも盛んにガラスが作られるようになりました。このころの呼び名は「びいどろ」(ポルトガル語)や「ぎやまん」(オランダ語)でした。

 

現在も、大阪市北区にある大阪天満宮の正門の西側に「大阪ガラス発祥之地」の碑があり、18世紀には大阪でグラスの製造が盛んに行われていました。現在の大阪市北区与力町近辺にはグラス工場や江戸切子などを加工する職人たちが多数おり、海外にも多く輸出されておりました。ちなみにビー玉が国産化されたのは大阪が一番と言われています。

 

一方江戸では、大阪にグラスが伝わる少し前の正徳年間(17111715)にガラス造り の技術が江戸に伝わりました。こちらについては次回のブログでご紹介いたします。

 

★時代不詳 イメージになります

★カメイガラスの復刻版です

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