Skip to content
Within Japan Shipping fee: 1,100 yen (tax included) Excluding islands and some areas Free shipping for purchases of 11,000 yen (tax included) or more per delivery address.
Within Japan Shipping fee: 1,100 yen (tax included) Excluding islands and some areas Free shipping for purchases of 11,000 yen (tax included) or more per delivery address.

Language

Country

56|グラスの歴史 日本のグラスメーカー、手造りグラス工場について 26

皆さん、こんにちは🎵

GWはどう過ごされましたか//私は、日本の秘境鉄道と言われる只見線を乗り鉄したり、テニスや嫁さんと映画見に行ったりと、のんびりと過ごしました🎵

 

このところ、日本のグラスマーケットに多大な影響を与え、グラスマーケットを大きく拡大させたカメイガラスについて、お話しております。ある意味木本硝子と同じ問屋でありながら、KAMEIブランドとして、商品開発や独自の調達ルートを探してチャレンジしておりました。

 

調達メーカーについて、フランス、ドイツ、チェコ・スロバキアとお話してきました、今回は、ハンガリー、ポーランド、ルーマニアの東欧諸国のメーカーのお話をしていきたいと思います。

 

チェコ・スロバキア1993(平成4)に分離独立してそれぞれ共和国になりました、この国のグラスは、共産党時代から長らく三菱商事系の商社が独占的な販売権を持ち、日本国内の流通も価格もコントロールしておりました。自由主義圏に入ってからは、各工場が独自の商品開発や販売を行い、日本国内に多方面から輸入されるようになりました。

 

一方、ハンガリー、ポーランド、ルーマニアの国々からのグラスの輸入は、一部の小さい商社が極少量、民芸品のような扱いでしか、輸入されていませんでした。

カメイガラスは、商品開発チームと調達チームで、いわば未踏の工場を一つ一つ回って、商品開発をして、日本に輸入していきました。私も2000年頃、カメイガラスチームと東欧諸国に同行したことがありますが、それはそれは、今の常識では考えられない過酷な旅でした()、スーツケース一杯にカップヌードルなどや、食べ物を詰めていきました。まともなレストランも当時は無かったです、日本食レストランは、ハンガリーのブタペストに1.2軒、ポーランドはワルシャワに一軒、ルーマニアには一軒も無かったです。レストランに行ってもテーブルやナイフ・フォークは真っ黒、先ずは持って行ったティッシュで吹くことから始まり、食材は限られチキンがあれば上々、イタリアンレストランに行ってもパスタが無い‼、使っている油が微妙で味付けも中々という感じでした、そのかわり工場と工場の移動中の景色は、最高でした🎵いまでも忘れられないのは、GW中に行ったホーランドです、見渡す限り平原に菜の花が一面黄色の絨毯のように満開に咲き乱れている中に、ポツンと一本だけピンクの桜の木が満開の花を咲かせていました。この世のものとは思えない天国のような、素晴らしい景色でした。

 

次回は本題のグラス工場のお話をいたしますね。

 

  

Previous article 57|グラスの歴史 日本のグラスメーカー、手造りグラス工場について27
Next article 55|グラスの歴史 日本のグラスメーカー、手造りグラス工場について25

Leave a comment

Comments must be approved before appearing

* Required fields