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63|グラスの製造方法、成形方法、加工方法1

皆さん、こんにちは🎵

グラス親父のブログも、グラスの歴史、国内外のグラス工場やメーカーのお話、途中木本硝子の歴史とチャレンジなどを入れながら、一年以上も続いております、毎回楽しみにしているよって声も聞こえてきて、親父は嬉しいです。

 

今回からは、基本であるグラスの製造方法、成形方法、加工方法などをお話していきたいと思います。極力、初めての方でもわかりやすいようにお話ししていきますが、解りにくいとか、この言葉の意味が分からないとかありましたら、遠慮なくコメント入れてください。

よろしくお願いいたします。

 

まず、最初に私がグラスの事をお話するときに、皆さんにお聞きすることがあります。

グラスは、気体ですか??液体ですか??固体ですか??

 

気体では無いですよね、固体でもなく液体なんです。

常温で固まって見えますが、温度を上げていく液体状になります、水あめのようなイメージです。暖かいと柔らかいし、固まってくると固くなる感じです。

 

硝子の組成は改めてお話するとして、いわゆる無機質で光を通しますので、基本は透明、またかなり固いです、種類にもよりますが、人の爪のモース硬度(モース硬度は、「あるものでひっかいたときの傷のつきにくさ(引っかき硬度)」)は約2.5、ガラスは約5、ナイフの刃先は約5.5になります。硬くて薬品(酸性には強く、アルカリ性には弱い)にも侵されにくく、表面が滑らかで汚れを落としやすい特性です。グラスだけでなく、車の窓ガラスや建物の窓ガラスや鏡、レンズ、装飾品など市民生活及び産業分野において広く利用されています。また金属表面にガラス質の膜を作った「琺瑯(ほうろう)」や、陶器の表面でツルツルしている部分もある意味グラスと同じ、性質を持ったものになります。

 

物理的な性質は、密度は水の2.5倍、電気は通しにくくゴムや陶器と同じように絶縁物質としても使われています、但し、温度を上げていくと電気抵抗が少なくなる不思議な性質を持っています。引張強度は鋼鉄の1/10ですが、革のベルトや木材と同じ程度です。

 

グラスを総称する硝子という範疇になると、身近なビール瓶だけでなく、光ファイバーやブラウン管、ハードディスク、液晶/プラズマディスプレイ、携帯のパーツなど生活の多岐にわたって、使われています。

 

このうちのグラスについて、次回からお話していきますので、よろしくお願いいたします。

 

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